Nike Zoom Kobe VII (7) Elite Performance Review - SZOK
https://www.sizeokay.com/2013/05/nike-zoom-kobe-vii-7-elite-performance-review.html
コービー・ブライアント シグネチャーモデル 第7作目となる "Zoom Kobe VII Elite" をレビュー
アホみたいに強気な価格設定でプレーオフシーズンで更に稼ぎに来たナイキ
まんまとその商法に…は引っかからず予想通り投げ売りされた頃に購入
こうやって寝落ちを待っているのでレビューをする時期が遅れてしまうわけです
印象に残った感想を幾つかと、10の項目で機能を考察し配点をしていきます
所有者の身体、足の形状や運動能力等により履き心地という点は個人差があるので、あくまでも参考程度でお願い致します
所有者の身体、足の形状や運動能力等により履き心地という点は個人差があるので、あくまでも参考程度でお願い致します
(配点項目と基準については ”テンプレートについて” を一読下さい)
ヒールカウンターにはカーボン素材を使用しています、踵・足首周りのフィッティングは歴代でも一番良いと言ってもいいかもしれません
また安定感は素晴らしいですね、グラつく事は余りありません
また安定感は素晴らしいですね、グラつく事は余りありません
(踵の抜け感ゼロ)
Kobe5~6の軽く、柔軟な作りから一転し、非常に頑丈で安定感の高いのがKobe7です
Kobe6は踵の掴みが甘かったので改善されました。よかったよかった
またアッパーの素材自体も前作Kobe6のような鱗状になりました。通気性は低いですね…
うっすらワイヤーが見えてます、黒の方は見えないのが残念
ちなみにハイパーダンク2011の方にも使い回しのようなヒールカウンターが使われてます
「ケブラー」
ケブラーはパラフェニレンジアミンとテレフタル酸クロリドの重合によって得られ、分子構造が剛直で直鎖状の骨格を持つために、高強度・高耐熱性であり、同じ重さの鋼鉄と比べて5倍の強度を持つ。また、ケブラーは結晶性のポリマーであり、一般の有機溶媒に溶けず、溶融もしないために成形が困難なポリマーである。そのため、濃硫酸に溶解することで成形していることも大きな特徴である。
ケブラーの強度は、周囲のポリマー鎖との、カルボニル基と水素間の水素結合や、ベンゼン環のπ結合の部分的な重なりによる。
ケブラーには、ケブラー、ケブラー29、ケブラー49の3種類があり、ケブラー49は全てのアラミド繊維の中でも最高の引っ張り強度を持つと考えられており、繊維強化プラスチックの補強、船体、飛行機、自転車、ヨットの帆、特殊な用途ではボディアーマー防刃ベストなどに使用されている。
ケブラーの主な欠点は、アルカリ性条件下、または塩素や紫外線にさらされると分解することである。 -wikiより
…という事で、どの種類のケブラー素材を使っているかは知りませんが、防弾チョッキで使用されている素材を取り入れています
よくわからないけど何だか凄いですね
そのケブラーをシューレース、それとフライワイヤーに使っています
そのせいかシューレースは硬くてけっこうヨレが目立ちます、うーん
そのせいかシューレースは硬くてけっこうヨレが目立ちます、うーん
ただそもそもKobe7は結構頑丈で、なおかつインサートのお陰でフィット感は元々高めだったので、得点は非常に高くなりました
またインサートには ”PRO COMBAT"の素材が使われていたので、履き心地はグッド
もっとギッシリとプロコンバット素材がライニングまであったら嬉しかったなと…
「フルレングス ナイキ ズーム」
まさにこれこそがエリート、このクッショニングシステムの変更が最も特別な変更点です
前後ズームエアからフルレングスのズームエアへとなっていますが、正直そこまでクッショニングを感じる事は無いです
(ちょーがんじょー)
何故かといいますと、アウトソールが非常に固く、シャンクプレートもカーボン素材、そこにフルレングスズームエアが入っているので非常にソールが硬く、屈曲性は低め
(縁も鱗グラフィック)
ソール全体が硬く、これを不満に感じるかもしれませんが個人的には少々疲れますがパフォーマンスは高いと感じました
今まで履いたバッシュの中で最もジャンプしやすいシューズは "Zoom Kobe VII (7)" と言えます、ソールの返りが抜群
(前足部は軟らかい接地感になってきました)
それとインソールは無印と比べると気持ち柔らかめになっています、ここも若干変更したんでしょうね
- まとめ -
”頑強”
一言で表すならコレですね。とても頑丈、尚且つ強固な作りで、簡単に履きこなせる気がしない…
また、余り無いフルレングスズームエアモデルですからね、もしかしたらこのインサートを使い回せるかもしれません…
あとこれを言い忘れないようにしないと、サイジングはハーフアップ推奨
インサートの ”フチ” に要注意、人によってはキッツキツで涙目になるかと…
インサートの ”フチ” に要注意、人によってはキッツキツで涙目になるかと…
(チラ見えするインサートの色味)
このエリートシリーズですが、ポストシーズンの為に用意されたモデルです
特にこの白・黒の金スウッシュのカラーリングは最後の舞台、ファイナル用のカラーリングとなります
特にこの白・黒の金スウッシュのカラーリングは最後の舞台、ファイナル用のカラーリングとなります
が残念な事にコービーはファイナルへ行けず履く事がありませんでした(一応レブロンは履いて優勝しました)
(ロンドはこのサインを消して履いてましたね、前作ですが)
今年も ”Elite 2.0" と言う事でエリートシリーズが発売されていますが
今のところコービーとデュラントはゴールドスウッシュを履く機会は無くなりました…
それなら一応ハイパーダンクでエリート作っておけばと思いますし、実際 "Hyperdunk 2011 Elite" はSC誌でも最も高い点数を取ったシューズになりました
という事で今回のレビュー、20,000円以上のコストパフォーマンスがあるかと聞かれますと完全白目なわけで
他のレビューサイトでも+100ドルの価値は無い なんて声も聞かれます
"Lerbron IX (9) Elite" や "KD V (5) Elite" もレビューされている方がいますので是非そちらと比べてみて下さい