KOBE XI
https://www.sizeokay.com/2015/12/kobe-xi.html
最後の、コービー。
という事で来たる12月15日、遂に発表されました。
コービーシリーズ、現役最終作 Kobe 11。
リーク画像が出回ってから急にローンチイベントが起きて驚きましたが、発売が来年の頭ですからそこで漏れてしまったんでしょうね。
アッパーのフライニットは強く、且つ柔軟で軽量なサポート性を提供。
今までのフライニットとは見た目は同じだが、熱可塑性ポリウレタンを配合しており、より強固で頑丈な素材。
多方向への屈曲溝はつま先が自然に広がり、あらゆる方向への強力なファーストステップを可能にする。
クッションはドロップイン式のフルレングスルナロンフォーム、踵にはズームエアを搭載。
Eric Avar
そしてデザイナーは最後までエリック・エイヴァー、ティンカー・ハットフィールドの噂は何処へやら。
恐らくElite版が今回発表されたFlyknit、無印はリークで上がっていたEMという事になりそうです。
不死身のアキレス神、その唯一の弱点から名付けられたアキレス腱。
カラーテーマを表すヒールのデザイン、右足にはアキレス神のアイコン、そして左足にはアキレス腱手術で用いた4フィートという量のステッチをあらわす4本線があしらわれています。
一貫した哲学
果たして今作がミニマルコンセプトバスケットボールシューズの究極と成り得るか…
当初デザイナーがティンカー・ハットフィールドに交代と聞いた時は「絶対にモニュメントとなるシューズで、デコラティブなデザインになるな」と危惧しましたが一安心。
初見の時から同じ気持ちで、早く履きたくて楽しみです。
最後まで、シンプルに。
"Nike Zoom Kobe 4" から始まったロートップシューズ、そこから7年間の技術の集大成となるのか。
前作から大きな変化は見られなく、必要な要素を詰め合わせた印象。
「ロープロファイルもここまでやるか」と驚きますが、それ程までに素足の感覚へフォーカスした作りが伺えます。
これは履くべきシューズですし、履かずして語れないシューズにも思えます。
個人的にはコービー・ブライアントという選手が嫌いでしたが、結局コービーシリーズは全作履いて来てしまいました…。
不死身と思われたコービーにも引退が迫り、コービーヘイターの私でも少し悲しくもあります。
2016年 1月 9日、発売。