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Air Jordan 8.0 Performance Review - SZOK



エアージョーダン シリーズ第8.0作目となる "Air Jordan 8.0" をレビュー

"隠れた名作"で終わらせたくない、そんな思いが強いです

印象に残った感想を幾つかと、10の項目で機能を考察し配点をしていきます
所有者の身体、足の形状や運動能力等により履き心地という点は個人差があるので、あくまでも参考程度でお願い致します

(配点項目と基準については ”テンプレートについて” を一読下さい)



初に、基本的には "Air Jordan 8" を現代版としてアップデートした物なので大きな差異は無いかと思われます

インナーにはハラチフィットシステムがあり、厚手な為非常に足にフィットします

ただ最初の足入れの際確実に「サイズミスしたかも…」と思われるかと、そのくらい履き口は狭いです

ヒールタブを掴み多少無理気味に履かないとならないでしょう、しかしその後足が靴内に入ったときのフィット感は素晴らしいものです

またこの時にヒールタブが頑丈な作りに変わった事に恩恵を感じるでしょうね






ザインとして非常に目を惹くのはやはり "クロスストラップ" 

ただオリジナルと見比べますと若干パターンの変更があります、この点においてはホールド性能の差は少なからず出るかと思います

8.0のベルトはそこまで強く引っ張らなくても充分なホールド性は既にあります




リジナルのアウトソールはポツポツと大小様々な穴があり他の面はフラットでしたが、8.0はそのフラットの部分が全てヘリンボーンパターンとなっております

前作AJ7・次作AJ9のソールも同じようにフラット気味でしたので、アップデート版としてこの変更は相当嬉しいですね

実際にトラクションは良く、これだけでも一気に現代の実戦向けになっていますね




ッションは凄い良いという訳でも無く、悪いという訳でも無く、前後エア。極々普通です

またヒール底面にエア窓があるので、踵にもクッション材はあります。ただこのエア窓、小さすぎて気付く人いなそうです…

それとTPUパーツのグラフィックの変更がありますね。個人的はこのスプラッシュな感じ、好きです






曲性は着用初期は硬く感じていましたが、暫く使ううちに癖もつき走りやすくなってきます


ただアウトソールの素材自体が若干硬いのと、大きめなTPUパーツもあるのでプレー後に若干足が疲労

しかしこの硬さ、硬め好きな人には合うでしょう






気性、こちらはオリジナルでも問題点となっていたと思われますが、8.0も結構蒸れます

オリジナルにはありましたアッパーのパンチングは一つもなく、爪先はエナメル、サイドはフライワイヤー

おまけにハラチフィットにベルクロハイカット…、通気性の低さは相変わらず

部活動で毎日着用する学生さんには全くお勧めできませんね、抜いだ後に高確率で部室で嫌われる原因となるでしょう…






量はソールにやや重みを感じますが、軽いアッパー素材と強いフィット感で然程気にならかったです

パターンの数もオリジナルと比べると圧倒的に少ないので、アッパーを省いたのも軽量化に繋がっているのでしょう




- まとめ -

優れたフィット感、逆に言えばサイジングが難しいという事にもなりますが

私は普段のマイサイズで履いていますが、足形が幅広の方はハーフサイズアップでも良いかと思います

またトップラインの仕様が切りっ放しなので、ローカットソックスを履いている方は足を曲げた際に当たって痛いかもしれません。地味な注意点

オリジナル発売から約20年の時を経て復活した今作

今まで"0.5"のハーフナンバーモデルや、8.0の前に発売されました "Air Jordan 2.0” 等がありましたが

どれも平凡なチームモデルだったり、とりあえずソールを取り替えたようなものばかりでした

ただこのAir Jordan 8.0は違います、正直かなり良いです。二足目逝きたいくらいです。NBA選手も履いています。良色揃いです

…とかなり主観的になりましたが、ベタ褒めしても良いくらい話題に上がらないですしね

徐々に値下がりして、静かに消えていくであろうこのモデル。一度足を通す価値は有るかと思います






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