And1 Taichi Mid Performance Review - SZOK
https://www.sizeokay.com/2013/06/and1-taichi-mid-performance-review.html
印象に残った感想を幾つかと、10の項目で機能を考察し配点をしていきます
所有者の身体、足の形状や運動能力等により履き心地という点は個人差があるので、あくまでも参考程度でお願い致します
所有者の身体、足の形状や運動能力等により履き心地という点は個人差があるので、あくまでも参考程度でお願い致します
(配点項目と基準については ”テンプレートについて” を一読下さい)
「しなやかなアッパー」
タイチといえば特徴的なのがこのアッパーのパターンデザイン、内外二枚のアッパーで陰陽マークを表してます
このアッパーの素材が非常に良質で、とても足馴染みが良いです
ただ柔らかさゆえに、昨今のフライワイヤー・ハイパーフューズ・スプリントウェブのような素材に慣れてしまうと、若干華奢にも感じます
横方向への動きには上記の素材に比べ革が伸びる感覚で、これを不安にも感じる人もいるでしょう
アッパーの剛性を求めるのならパテント素材を使っているカラーリングの方が良いかもしれません
またホールド感は少々甘いですね、その為相当シューレースを締めあげるので紐が結構余ったりもします
「変更されたソールパターン」
以前までのタイチでしたらソールには細かな球体のポツポツがありました
が、ヒジョーにグリップ力が悪い。正直これが日本でも人気の理由がわかりません…
ですが10周年の復刻版からこの肉球部分がヘリンボーンパターンに変更されました
そのお陰で結構グリップが効くようになりました
以前のソールでしたらグリップの点数は ”6” くらいでした、変更後は ”8” となります
またソール自体がとても軟らかいです、アッパーのしなやかさと相まってシューズ自体がとても屈曲性が良いです
このシューズは足の動きに対して馴染みやすいと思えますが、逆に変形しやすいともとれますね
「履きやすく、履きやす過ぎる」
全体的な印象は ”軽い・軟らかい” と履きやすさに対してはポジティブな感想を持てました
ただその軟らかさゆえに左右へのステップワーク時にはシューズの変形が起き、足首への負担がかかり不安でもありました
試合でもオフボール時にどんどん前線へ走っていく選手にはおススメできると思います、逆にオンボールで横へのクイックネスで抜いていく選手にはおススメし難い…
ちなみに自分の場合、ユーロステップ等横への負荷が強いフットワーク時に変形の不安を感じました
またサイジングに関しては全く狭く感じる事は無く、非常に特殊な足の形をしていない限りジャストサイズで大丈夫でしょう
アッパーの柔軟性、シュータンの面積、ミッドカットとコンフォートな靴です
それと買うのならば絶対にヘリンボーンパターンへ変更したモデルを
地元のショップで叩き売られているのは恐らく過去のモデルですので、アウトソールを確認することをおすすめします
どこでも買えるだろうと思っていたタイチミッドもほとんど限られたカラーのビッグサイズしか残ってなく…
アンド1福岡も閉店したようで、過去あれだけバスケットボールブランドとして有名だったアンド1も今じゃ下火なんですねえ
NBAでも2000年頃には着用選手のシェアの大半を占めていたのですが、今では数えるほどですね
というかマーカス&マーキフ・モリス兄弟も履いてないですし、恐らくランス・スティーブンソンのみですよ…
400人以上いるNBA選手の中で1人とは…
ただ90年代後半のモデルがレトロ化されたり、アップデートモデルとして再び見る機会が増えています
グラント・ヒル、スタックハウス、ムトンボ、コービー…時代は巡るものでファッションも繰り返しています
もしかしたら2000年前半のモデル、ズームジェネレーションやアンド1からもKG2・クエスト…挙げ出したらキリが無いですね
これらの復刻がもしかしたらありえる…のかもしれません
未だにクエストミッドのグリルを見るだけでもテンションは上がるわけで。期待したいものです
(ランス・スティーブンソン)
遂にシリーズは3勝3敗のタイで最終第7戦にもつれ込みました
ヒートのバック・トゥ・バックなるか、それとも2000年以来のペイサーズがファイナル進出か
”PACER POWER!”もナイスネーミングですが、”GOLD SWAGGER”もカッコいいですよねー
”PACER POWER!”もナイスネーミングですが、”GOLD SWAGGER”もカッコいいですよねー