Nike Zoom KD V (5) Performance Review - SZOK
https://www.sizeokay.com/2013/08/nike-zoom-kd-v-5-performance-review.html
このカラーはHulk(ハルク)といって、マーベル・コミックのハルクから来たよくわからないカラーです。何でハルクなんでしょ
このシューズ、少なからず周りに所持者がいますが、どなたも低評価
そんな低評多きKD5、履く人を選ぶってのは実際に履いて明らかになりました
印象に残った感想を幾つかと、10の項目で機能を考察し配点をしていきます
所有者の身体、足の形状や運動能力等により履き心地という点は個人差があるので、あくまでも参考程度でお願い致します
所有者の身体、足の形状や運動能力等により履き心地という点は個人差があるので、あくまでも参考程度でお願い致します
(配点項目と基準については ”テンプレートについて” を一読下さい)
特徴的なのが、ミッドソールから伸びて一体化したヒールカップ
素材自体は柔らかいのですが、とても踵のサポートが良く、抜ける感じというのがほぼ無い
個人的には踵の固定感はかなり重要だと思っています
このKD5はハイパーダンク2011に似た履き心地に感じます。踵から足首のロックダウンがとてもとても良い。
このKD5はハイパーダンク2011に似た履き心地に感じます。踵から足首のロックダウンがとてもとても良い。
というかフォルム的にもハイパーダンクシリーズに近いですが、履き心地も近いです
多くの人 チームで履けるハイパーダンクと、デュラント本人用のKD5ではラストが違いますので、足が合わないって人が多いのも仕方ないかもしれません
正直惜しいなーって感じで、足型が合う人にはおススメしたいシューズ
今までその硬いソールに購入を敬遠していた人がいたと思います
そんなKDシリーズにも、遂にヒールクッションが搭載されました
爪先にズームエア、踵にビジブルエアで、クッショニングはとても良くなりました
ソール自体も硬すぎでは無く、程良い屈曲性かと
踵にエアーが無えと膝が痛ーんだよ って人もそろそろ履けるかもしれません
踵にエアーが無えと膝が痛ーんだよ って人もそろそろ履けるかもしれません
兎に角走りやすい、走りやすい。
ソール爪先の反りが他のシューズに比べ強めになっているので、走る際の踏み出しが非常に良好です
また特徴的なこのソールパターン、5作目という事でオクタゴンと星形で組み合わさっています
これがグリップが良く、クッショニング・グリップ・走りやすさ共にソール周りの印象はかなり良いです
アッパーはアレかもしれませんが、ソールの方はナイスです
フロアの感触、走りやすさ、安定感、左右への反応も良く、ソールに関しての得点は高くしました
フロアの感触、走りやすさ、安定感、左右への反応も良く、ソールに関しての得点は高くしました
ただ冒頭に述べた低評価の件、その原因は甲周りのフィッティングです
前作 "Nike Zoom KD IV (4)" でも甲の低さは話しましたが、今回さらに狭まりました…
またシュータンの作りが変更、爪先から甲の途中までアッパーの上から縫い付けられており、爪先周りは窮屈に感じます
そして問題なのがシュータン自体が薄く、甲部分にシューレースが食い込む事です
シューレース自体を太めの平紐にする、ファット目の丸紐にするなど工夫はしましたが駄目でした
また靴下を二枚履きにしたら、今度は爪先がとてもキツくなり断念
爪先は薄め、足首の固定感、ヒールカップも良くフィッティングは悪くないのですが、シュータンの薄さで評価は下げざるを得ませんでした。うーん残念
ただ他のレビューサイトではKD4の方が得点が高かったりしますが、絶対にそれは無いです。
KD4の方が評価高いってのは有り得ないです、折角価格帯も上げたのに酷いよね
- まとめ -
アッパーのフィッティングとして似てるのは、”Adidas Crazy Light 2” だと思いますので、クレイジーライト2を痛み無く履ける足型の人にとっては非常に良いシューズになるでしょう
私的には底周りの評価は殆ど高いポイントで、単純に ”走りやすい” と感じます
次作KD V Eliteや新作KD VIからはまたローカット路線となります、またもやシュータンの構造が ”の”の字型と変わった作りとなるので、KD Vを一足抑えておくのも良いかと
それと、新たにレビューのテンプレートを変えてみました
数値化できそうな部分は10を満点に配点し、余り点数がつけれない部分は二択にしました
また評価の種類を多めにしました、カッコつけて英語にしましたが分からない点や、他に聞きたい事がありましたら質問して頂ければ分かる範囲で答えたいです