Reebok Zig Encore Performance Review - SZOK
https://www.sizeokay.com/2013/11/reebok-zig-encore-szok-performance-review.html
ジョン・ウォール シグネチャーモデル 第2作目となる "Zig Encore" をレビュー
こちらは2011年ルーキーオールスター用のカラーリングとなります、ド派手
印象に残った感想を幾つかと、10の項目で機能を考察し配点をしていきます
所有者の身体、足の形状や運動能力等により履き心地という点は個人差があるので、あくまでも参考程度でお願い致します
所有者の身体、足の形状や運動能力等により履き心地という点は個人差があるので、あくまでも参考程度でお願い致します
(配点項目と基準については ”テンプレートについて” を一読下さい)
「マイサイズに注意」
他社のシューズと比べると気持ち大き目の作りです、普段と同じサイズで購入しましたがかなり爪先に余裕がありとても驚きました
自分の場合ハーフでは無くワンサイズダウンでも良かったですので、サイジングに関しては注意
(背番号の ”2”)
また、高めのカットで結構ホールド感は良いです。それにアッパーがとても軟らかいのでかなり足にフィットしますただこれが ”柔らか過ぎる” とも思えて、確かに素材自体が柔らかい。特に爪先なんかが
(オールスターの ”星”)
あと通気性は高くは無いですね、それなりに蒸れます。ですがメッシュ多めですしシューズ自体はとても軽いですアッパーに関しては、素材のやわさが気になり。後は普通ですね
但し前作 ”Zig Slash” の方がマテリアルのクオリティは高かったと思います。これも軽量化の為なんですかね
「貧弱なグリップ」
最大の欠点はグリップ、今のとこ「シッカリ止まるな」と感じた事は無いです
このカラーはアウトソールがブルーのクリア素材なのですが、これが相当ホコリに弱い
恐らくアウトソール自体が薄く、またジグソールですのでフロアとの接地面積が少ないから滑るのかもしれません
さらに細かいヘリンボーンパターンなので、少しでも汚れているフロアだと一気にグリップ力が下がります。残念
「素晴らしいミッドソール」
クッションは前回の ”Zig Slash” 同様グニュグニュした感触でとても面白いです
この隙間だらけのソールでこの衝撃吸収性は驚きですが、上手いこと衝撃を逃がしているのでしょう
UA社の ”Micro-G SuperSonic” や ”Juke” 等のソールはシャンクが軟らか過ぎて逆に足が疲れてしまいましたが、”Zig Encore" は程良い硬さがあるので変な疲労感はありませんでした
また若干ソールに重みを持たせているような感覚があります、ソール自体が厚いというのもありますが
(ZIGNANO)
”乗ってる” 感があるのでフロアの感触は分かりずらいかもしれません。思ったより横方向へのクイックな反応は得られませんでしたそれでもこのシューズ最大のポイントは、”前方への抜群の走りやすさ” です
AdidasのPuremotion系も前への蹴り出しは素晴らしかったですが、あれは地面をグイグイ押し出す感じだとするとZIGソールはスイスイ進んで行く感じでしょうか
似てるようで違う ”走りやすさ” なんです
Adidasは分割されたゴムで地面をガシガシ蹴るので若干疲れるのですが素晴らしい反応を見せてくれます、対してZIGは敏感な感覚は得られませんがとてもスムーズに足が運べます
この感覚でシューズを選べば良いのかなーと思いますね
- まとめ -
遂に次作 Zig Escape (Wall Season3) にて文字通りジョン・ウォールはリーボックからエスケープしてしまいます
193センチ・88キロ、43インチものジャンプ力がある彼の膝を支えるのにはZIGソールは全く合っていなかったのかもしれませんね
”柔らかいアッパーと非常に滑るグリップ、そして若干のグラつきと横方向への反応が鈍いソール”…アディダスへの移籍は当然っちゃ当然なのかもしれませんね
まさにこれらの欠点の正反対が今のアディダスですからね、これからのアスレティックガードはアディダスを使いたがるのではないでしょうかね
(サイン入り)
ですが私のような一般人からしたら、この屈曲性とクッショニング、そして走りやすさは充分な履き心地だと思います
逆に言うと ”ソフトな履き心地” という訳で、 AdidasやNikeとはまた違った履きやすさです
Adidasは疲れてしまうんですね。ここぞという本気の場面で履くのには合っていますけども
Reebokは練習が多めだった週の終わりなんかに履くのに合っていると思います
うーん、なんとも惜しいな~ という一足となりました。一長一短の ”短” が目立ってしまう結果となりました
新人ドラフト一巡目一位、"W"ashington "W"izards の John"W"allを逃したリーボック、本当に勿体無い
ここまでジグザグが入ってるのも珍しいですね。これからもZigとかKamikazeとか波々関係の物が出るっていうのに、嗚呼 残念