Adidas Adipure Crazy Quick Performance Review - SZOK
https://www.sizeokay.com/2014/04/adidas-adipure-crazy-quick-szok-performance-review.html
クレイジークイック シリーズ第1作目となる "Adidas Adipure Crazy Quick" をレビュー
シグネチャープレイヤーとしてReebokから移籍したジョン・ウォールをフィーチャーしたモデルで、リーグの主だったガードプレイヤーに履かれているモデルでもあります
カラーはイエロー、狙い通りセール&クーポン&送料無料キャンペーン作戦で手に入りました
また ”Rose 4.0” もレビューしましたので、そちらと比べながら見て頂ければ違いが分かるかと
印象に残った感想を幾つかと、10の項目で機能を考察し配点をしていきます
使用環境や所有者の身体能力、足の形状により履き心地という点は個人差があるので、あくまでも参考程度でお願い致します
(配点項目と基準については ”テンプレートについて” を一読下さい
このシューズの大きな特徴は二つあり、一つは ”Techfit"
アッパー全体に使われているテックフィット、この素材は薄く軽く柔らかい素材で触り心地は非常にナイス
”Crazy Light 2” にてスプリントウェブアッパーが硬すぎるという話をしましたが、Quickの方は方向性をしっかり変えてくれました
また今回もシュータンの面積はさほど大きくはないのですが、ハトメは無くサイドからのシューレースホールなので甲周りの痛みというのは無くしっかりと改良されています
しかし、またしても爪先周りのシュータンがくっついてます。嫌な思い出が…
あの悪名高き ”Zoom KD V (5)” と同じくシュータンとアッパーを縫製している仕様です…
勿論これにはこれでメリットもあるわけです
爪先が細い人でしたらこの作りはフィッティングが良くなるのかもしれませんが、生憎私にとっては普通のホールカットにして欲しかったというのが本音…
それにアウトサイドにスリーストライプが配置されていますので、前足部の幅調節はキツくする事は出来ても緩める事はできません
足を入れた状態でキツいと感じるようでしたら、その後履いていてもそれ以上幅が大きく広がる事はありませんので注意
余り紐を締めあげなくても良いくらい、それ程に充分内部は窮屈なのです。タイトタイトタイト
ヒール部には、”Sprint frame" が装着されてます
このヒールカウンターがアッパーの外側ではなく、挟み込むようにして付けてあるのですが
アッパーが柔らか素材の為、足首を深く曲げた際に刺さるような感覚があります
これは人によって踝の高さが違いますので、試着の機会があれば確かめた方が良いかもしれません
二つ目の特徴は、”Puremotion”
ピュアモーションが形を変え帰って来ました、これについては喜びの声も多く私としても嬉しいわけで
幾つものブロックに分かれたソールが前後左右の動きに対応し足運びが非常にスムーズです
似たようなソールシステムで子会社Reebokの ”ZIG” がありました
以前レビューした ”Zig Slash” はミッドソールが柔らかくスイスイ走れましたが、急なストップや切り返し時にソールが沈みアッパーのヤワさもあってノロい感覚が残りました
以前レビューした ”Zig Slash” はミッドソールが柔らかくスイスイ走れましたが、急なストップや切り返し時にソールが沈みアッパーのヤワさもあってノロい感覚が残りました
ですがCrazy Quickはソールが固く、フロアの感覚をよりダイレクトに感じる事ができ、文字通りクイックな動きに対応してます
また見た目通り屈曲性は折り紙つきです、かなり曲がります
尚且つ "Rose 4" よりもソールは硬い感触なので、一歩一歩噛み付くかの如くガシガシ走れる印象です
「Rose 4とCrazy Quick」
尚且つ "Rose 4" よりもソールは硬い感触なので、一歩一歩噛み付くかの如くガシガシ走れる印象です
「Rose 4とCrazy Quick」
どちらも良く、どちらもおススメ出来るのですが
もし足幅が細ければCrazy Quick、広めでしたらRose 4かと
QuickはPure Motionが内外にあり、縁まで巻き上がりがあるので狭いです
Roseは内側のみで、前者に比べるとまだキツクはないかと、それでもラストの細さはアディダスクオリティなのでサイジングはワイドウィズ泣かせです
もし足幅が細ければCrazy Quick、広めでしたらRose 4かと
QuickはPure Motionが内外にあり、縁まで巻き上がりがあるので狭いです
Roseは内側のみで、前者に比べるとまだキツクはないかと、それでもラストの細さはアディダスクオリティなのでサイジングはワイドウィズ泣かせです
- まとめ -
という事で、Crazy Quick、非常に良い一足でした
正直なところCrazy ShadowやらGhostやらが出て来た時はアディダス恒例の ”どれに力注いでるのか分かんねえ” パターンだと思いました
Quickもそんな中途半端なカテゴリーの物かと思いきや、全く違いました。やはりリーグのバックコートプレイヤーと契約しまくっているだけあり、完全にガード向けの仕上がり
まあ勿論完璧な性能というわけではありませんが、ジョン・ウォールやディミアン・リラードを広告塔としているだけあり、かなり良い味付けの履き心地となっています
先日Crazy Quick2が発表され、こちらも非常に楽しみなモデルとなっているので、是非興味がある方はこの1の方も履いてみて下さい
しつこいようですが、足幅については要注意ですからね