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Peak Team Lightning TP Performance Review - SZOK



トニー・パーカー シグネチャーモデル 第1作目となる ”Peak Team Lightning TP” をレビュー

ナイキからピークへの移籍は衝撃的でした、そんな彼の記念すべきファーストシグネチャーとなるモデルです

印象に残った感想を幾つかと、10の項目で機能を考察し配点をしていきます
所有者の身体、足の形状や運動能力等により履き心地という点は個人差があるので、あくまでも参考程度でお願い致します

(配点項目と基準については ”テンプレートについて” を一読下さい)



Peakのバッシュとしては既に4足所持しており、実はこれで5足目となります。レビューは一回目ですが…

今作、”Team” と入っているので本シグとは言えないかもしれません、この次のモデルからは ”Peak TP1” となります

なんだかんだ二年連続ファイナルで本人が履いているので、彼も結構気に入っているのかもしれませんねー




アッパーはなんと言うんでしょう、えーと…”ハイパーフューズ” です。ウソウソ、”Multi Mesh Upper” という物だそうです

こんな事言ってしまうのもアレですが、でも確かに似ているというか ”まるで同じ” というか…

ただしコチラのほうが薄手で軽い、やや耐久性は低いかと。写真を見て頂ければ分かりますが、素材は柔らかめです




ラストも比較的広めで、キツくは無く

甲周りはマルチメッシュアッパー、爪先と踵・足首周りはパテント。またパターンのラインが良いからか足首周りのフィッティングは良いです

若干シュータンが薄目なのでシューレースが食い込む感触はありますが、ロックダウンはしっかりと。トップの鳩目が何とも安っぽい




ナイキがフライワイヤーとハイパーフューズを生み出したのは本当に革新的でした、その後各社がこぞって出すモデルがどれも一緒一緒。一時殆どのバッシュが画一的なデザインになりました


まあ正直現在もSpalding・Peak・And1なんかは ”やっちまってる感” のある後追いデザインな気もしますが

そこからAdidasやUnder Armourは最近また独自のアッパーテクノロジーを生み出していますが、Spalding・Peak・And1は後追いの ”アカン状態” ですね…




特にSpaldingさん…”Spyclon” はどうなのよ、デザインといいプロモーションムービーといい本当に血の気が引きました

まあその後TP9-IIのリーク画像を見た時はズッコケましたが

Li-Ningはそっとしておきます、あそこは ”Wade” というモデルを本当に大事にしていますから…




私も本当は大手ブランドでは無いモデルをじゃんじゃん試したいところですがそこまで冒険は出来ないので…

だからこそ有名デザインの後発ではなく、新しい ”ナニカ” を感じる部分で ”欲しい!” と思わせて欲しいところです

これじゃNike・Jordan・Adidas・UA以外履かなくなりますよ…でも今回のように良いシューズが見つかった時は嬉しかったりもしますが




中足部に見えるシャンクパーツ、”Foothold” という物でTPUになります。うわぁ、フットホールド凄い… とは思いませんが、それでも安定感はグッド

”ミッドソールに配されている” とありますがどれ程の大きさなのか気になります。解体する勇気は無いですが




今までのモデルは ”Cushion-3”というクッショニングシステムを搭載されてたが、今作はその進化版 ”Gradient Dual Cushion” を採用

フォアフットやリアフットなど配置する場所に応じてクッションラバーを変え、4種類のクッション材が使われているそうで

このクッション3、結構良いですよ。フカフカ、フカフカ、気に入っています




何気にインソール自体にもクッションが足されていて、踵部分がモッコリなっています

ちなみにサンプルに敷かれていたインソールは市販モデルの二倍程の厚みがありました




アウトソールは太めのヘリンボーンパターン、ラバーの感触も粘度がありグリップは充分効きます

本当はクッショニングに関しては衝撃吸収性を ”数値化” できれば良いんですけどね、靴を履き替えて同じ高さから飛び降りてどれだけ足への負荷を減らせているのかを

クッションに関しては何とも曖昧になりがちですが、今回のモデルはAdidasやUAより衝撃吸収性は良いかと思います

というかPeak、ナメてると足元をすくわれる…。そのくらい良いプロダクトを作ってますよ



(本人仕様はトゥ・ヒールが皮革素材に。)


- まとめ -

「普通に良い」

レビューしていく上で最も使いたくない言葉が ”普通” 、やはり履き心地を伝えていく上で ”普通” なんて表現は余りしたくないのですが今回程 ”普通に良い” が当てはまるシューズも無いかと


”アホみたいにグリップが効く” とか ”めちゃくちゃクッションが良い” や ”完璧なフィッティング” などはこのLightning TPにはありませんが、 ”全てが及第点に良い” のです。悪い部分は殆ど見当たらない

やはり ”Team” と名付けるだけあり本当に履きやすく作られています、驚きました。良い靴です


そして何より ”安い”

10,000円程でモノによっては更に安いです、私の持っているPeakの数足は ”90%オフの998円” というアホみたいな値段で買えた事もあります

勿論国内のショップです、こんなこと二度と無いでしょうけど…


ただ ”Peakなら何でも良い” って訳でもなく結構当たり外れもありますので、このモデルのようにブランドのメインシューズを買うべきかな…と人柱としての経験からアドバイス致します



 (NBA Finals 2013)

 (NBA Finals 2014)




Tony Parker 7049836672428130378
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