Nike Kobe IX (9) Elite Low Performance Review - SZOK
https://www.sizeokay.com/2015/07/nike-kobe-ix-elite-low-szok-performance-review.html
先日の ”Kobe IX EM” に続きこちらも、今作は ”Kobe IX Elite” を含めて三種類の展開となりました
印象に残った感想を幾つかと、10の項目で機能を考察し配点をしていきます
使用環境や所有者の身体能力、足の形状により履き心地という点は個人差があるので、あくまでも参考程度でお願い致します
(配点項目と基準については ”テンプレートについて” を一読下さい
その名の通りあの有名なドイツの作曲家ベートーベン、彼の1800年代初頭に作曲した ”第9交響曲” に敬意を表したカラー
配色に使われたグレーは、ベートーベンの時代を超えた価値を表現しているそうです
同じ ”Kobe IX Elite Low” でも ”Moon Walker” はマイケル・ジャクソンをオマージュしていたりとコービーならではの独特の価値観・思想感を表すカラーモチーフだなと
このElite版のローカットモデル、そもそも市販された種類が少なく(全3色)、定価も高く(22,680円)、おまけに余り値下がりもせず、気づいたら静かに市場から消え去っていた地味な印象のシューズでした
それにコストパフォーマンスで見たら圧倒的にEM版の方がいいですしね…
Elite版の素材は ”Kobe IX EM” より厚みはあるが、シュータンも厚めの作りで足首周りのホールドは若干緩め、薄タンだったらもっと固定感は得られたかと
また、アッパー自体も徐々に馴染み伸びてくるので、キツ目にシューレースを締める必要があります…
それでもフライニットテクノロジーは偉大で、全体的なフィッティングは他を寄せ付けないレベル
但し、やはりフィット感は良くてもホールド感はいまいちでもう少し硬めの素材感だったら良かったかと…
特にシューレースホール周りはヨレてきて頼りなく、次作 ”Kobe X Elite” でも不安な箇所でもあります
もしも ”Huarache 2K Filth” や ”Magista・Mercurial・Hyper Venom” などに採用されているダイナミックフィットの履き口のミッドカットモデルがあればまた面白い履き心地なんでしょうけど、バスケットシューズには使われないんですよね…
- まとめ -
"Kobe IX EM" と得点は殆ど同じ
素材による履き心地の違いはありますが、それでも点数に影響するような程でも無く
素材による履き心地の違いはありますが、それでも点数に影響するような程でも無く
そもそも、そこまで厳密な誤差は正直分かりませんので…しかしホールド性におけるフィット感ではEM版の方が良いと判断し ”0.5点” の点差はつけました
それでも「何とか違いが無いかな」と探した上の0.5点なわけであって、微妙なフィッティングの違いで好みが分かれるくらいでしょう
また、ただ ”同じ” と表現するとネガティブな印象がありますが、全くそんな事は無く
どちらもコービーシリーズ屈指の履き心地
ハッキリ言って ”Kobe X (10)" よりも今作の方が好きです