Nike Zoom Soldier IX (9) Performance Review - SZOK
https://www.sizeokay.com/2016/03/nike-zoom-soldier-ix-9-szok-performance-review.html
配点項目と基準については ”テンプレートについて” を一読下さい
今回、印象に残った感想を幾つかと、10の項目で機能を考察し配点をしていきます
ソルジャーシリーズは何足か所持しておりますが、レビューを載せるのは初めてとなります
もっと投稿の頻度を上げなければなあと思う次第ですが…まあそんな事は気にせず始めましょう
シューレースホール自体が ”左右二つずつ” しか無い、つまり紐を通すのは「一回交差したら終わり」という驚きの少なさ
履き口は若干狭く、慣れるまでは ”ただ履くだけ” でも結構大変かと
足首ベルトは全開に緩めてズボッと足を突っ込みましょう
ホールカットではないシューズはこういった面でもサイジングが難しいので「試着必須」というアドバイスしかできません…
それに足の甲が高めの方は履くのに難儀するかもしれませんし、履いた後も圧迫感を感じるかもしれません
但し、履いてしまえば爪先周りは特に狭くは感じず、個人的には他のシューズと同じサイズ選びとなりました
またサイドにせり出したミッドソールと繋がっているサイドパーツは "Lebron XII (12)" を思わせるようで、足の側面に当たるかと思いきや、そんな事はなく非常に快適
アウトソールは、前足部外側とヒールがクリアソール、それ以外がソリッドのラバーソール (カラーリングによって異なります)
トラクションパターンは八角形をメインに "Kobe X (10)" に使われたようなノジュールが組み合わさった独特なデザイン
グリップは良く、前後左右共に動き出しは軽快
このバッシュにおける一番の機能は、見ての通り爪先と足首周りに配されたストラップ
「ズームソルジャーといえば」のシリーズ恒例のストラップですね
上から見ると「IX」の字を表していると聞きましたが…ちょっとよくわからないです
しかしコレ、単なるデザインでは無くむしろこのシューズのメイン
足型によりますが、私はそこまでガチガチに締めなくても充分なホールド感を得られました
逆にヒールカウンターに踵が当たり痛みを感じた為、足首側の方のベルトは強く締め過ぎないようにする程
今作の最大のポイントは "シューズ底面と足裏のフィッティング"
靴の構造上、あくまでも足は靴の本底の上に ”乗っている” 状態ですが、ベルトの下からのホールドにより足裏との密着感が非常に良い
普通のベルト無しバッシュとは一味違う履き心地、一度も履かないのは勿体無いかなと…
- まとめ -
一年間色々と履いてきた中で、突然現れたこのシューズはあらゆる性能面で群を抜いた高いパフォーマンスでした
レビューはしておりませんが、ソルジャーシリーズって基本ハズレが少ない気がします
ただ欠点を上げるならば前述した通り「ヒールのパーツが踵上部に当たるかもしれない」という事
足首のストラップの軸となる中央のヒールパーツが踏み出し時に踵上部に喰い込む恐れがある為、試着時要確認
ベルトを締めて何度か足首を前後へ屈曲させて当たるかどうか確かめましょう
ベルトを締めて何度か足首を前後へ屈曲させて当たるかどうか確かめましょう
そして一番の強みである ”足裏へのフィッティング”
正直このモデルさえあれば、他のバッシュは幾つか手放してもいいんじゃないかな…と思う程です
正直このモデルさえあれば、他のバッシュは幾つか手放してもいいんじゃないかな…と思う程です
ここ最近のレブロンセミシグネチャーは、前作 "Zoom Soldier 8" のジッパーベルトや "Lebron Ambassador 8" のチャック付きインナーブーティ等、実験的な趣きを強く感じますが
今回のような特徴的なデザインでも履きやすいバッシュに出会ってしまうと「もしかして…?」と思わずにはいられません
やはり履くまでわからないワケで、こういったバッシュを見つけて、広めたいなと思う次第です
目にして驚き・手にして驚き・履いて驚き、と三つの驚きがあった今作
今回のレビュー、多少褒め過ぎな感はあるのですが贔屓目で見てしまうくらい気に入っております
ガード・フォワード・センター、ポジション問わず履かれているのも納得のいく万能性