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Nike Kobe A.D. NXT 360 Performance Impression



簡単な感想 (1st Impression) のエントリー

投稿した時には時既に遅し、旬を逃している時が多いのですが、実はネタはあるにはあり、色々と履いてはあるにはあります

毎回 ”しっかり履いてちゃんと記事書いて” とやっているので常に流行りに乗り遅れた更新になるので、先にまずはレビューの前にインプレを…

ここで余り書き過ぎてしまうと本編が薄っぺらになってしまうので短めに、主にサイジングについてと他に印象に残った点を幾つか

所有者の身体や足の形状、運動能力等により履き心地という点は個人差があり、あくまでも短い期間に履いた感想として参考程度でお願い致します




アッパーは新素材の "360 Degree Flyknit"

その名の通り底面まで360度全てがフライニットで出来ているアッパー、透けたアウトソールの向こう側にニット素材が見えるのは少し感動を覚えた

ニットと聞くと編まれた糸の集合体で軟らかそうなイメージだが、実物はポリエステルのような繊維でゴワゴワとした硬めの手触り

粗目に編んでいる箇所は内部のソックスが透けて見える程で、これからの季節において通気性には期待してよいかと




但し軽量化・通気性確保の代償か、トレードオフとしてアッパーの剛性にはやや不安が…

このアッパー素材はコロンとした丸いソールに乗る足を抑え込むにはいささか頼りない印象がある、NBA選手でデマー・デローザン以外に履くプレイヤーはいるのだろうか…

バッシュとしての ”強みと弱み” が非常にハッキリとしている履き心地




サイジングとしては若干長め、またEP表記は無いものの狭すぎるということもないので普段と同サイズ、もしくはハーフダウン (-0.5cm) しても良いかもしれない

個人的にはミニマルシューズの機能を最大限に感じたい為、ジャストサイズを探した結果ハーフダウンを選びました

バスケットボール用というよりサッカーシューズのような感覚で ”足の細かなタッチを感知できるような” 繊細なフィッティング




クッショニングシステムは "Lunarlon and React" のインサート式ミッドソール

インソールとミッドソールが一体化したコービーシリーズ特有の作り

クッションとしては驚くような反発力は感じないが、吸収性に関してはプラセボ効果を感じるくらいにはあるかな…

それよりもインサートの作りが素晴らしく、踵周りや土踏まず・底面外側の ”縁” が上がっているため足の包まれている感触が心地良い

ただ取り出すのが大変過ぎるので写真は撮れない…実際にお店に見に行ってみて…




それにしてもこのモデル、数回履いただけで既に先端部にクセができているので撮影時には中物を入れておかないとシルエットがクタっとする

それくらい華奢なバッシュなので耐久性においてはやや不安がよぎるところ

素材としても皮革素材では無い為、一度ついたシワは取れなさそう…




現時点での感想は兎にも角にも ”薄い” の一言に尽きるかと

「KOBEシリーズはこうでなくっちゃね」といった素足感、これが今後履いていく上で吉と出るか凶と出るか、もう少し待つことに

比較すると "Nike Kobe VIII (8)""Kobe XI (11)" よりも更に無駄を削ぎ落としたような感覚

とりあえず言える事は足首に不安がある人はやめた方がいいかと、未だに全力で動くには少々怖い履き心地…

但し ”動きやすさ” を求めるプレイヤーには是非とも試してみて欲しい一足、履いててメチャメチャ面白いバッシュということは確かです





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